火を点ける道具であるライター。とくに使い捨てのライターは、「使い捨て」とはいうものの、意外に捨てる方法がわかりにくいものではないでしょうか?
この記事では、鳥取市におけるライターの処分方法を紹介しています。ライターは危険なので燃料を使い切ってから処分する必要がありますが、その効率のよい抜き方や、燃料を抜かずに処分する方法もあわせて紹介しています。市民の皆様はぜひ読んでみてください。すぐに処分されたい方はこちら鳥取での不用品回収
鳥取市はライターを「有害ごみ」の分別区分に指定
鳥取市はライター類を「有害ごみ」の分別区分に指定して収集しています。以前は「小型破砕」に分けられていたのですが、令和6年4月1日以降、有害ごみに改められています。
有害ごみの収集は月に1回行われ、各地域にある小型破砕ごみを出すごみステーションから収集されます。ごみ袋には入れずに、ステーションにある容器に直接入れてください。
処分するライターの燃料は抜く
処分するライター、とくに使い捨てライターの燃料は必ず使い切るか抜いてからステーションに出さなければなりません。ライター、また同じ有害ごみに分類されているスプレー缶は、中身を使い切らずにごみとして出してしまうと、収集車やごみ処理施設の中で破裂するなどして、時として大きな事故につながることがあります。実際にごみ処理施設が長期間使えなくなるほどの事故が発生したこともあるので、少しだからと軽く考えて可燃ごみに混ぜて処分するようなことは絶対に避けてください。
燃料を抜いたあとに水に浸すことを求める自治体もあるようですが、鳥取市ではそこまでする必要はなく、先ほど紹介したようにステーションにある容器に入れるだけです。
ライターの燃料の抜き方
まだ燃料が残っているガスライターから燃料を抜くには、使い切るしか方法はありません。ただ、単純に一つひとつ手作業で抜いていては時間がかかって仕方がありません。そのため、効率のよいやり方を紹介します。
使い捨てライターやガスライターの燃料の抜き方
この方法も至って単純ではありますが、半日程度放置できるので、その間に家事や仕事をつづけられます。
まず、作業場所を確保します。風がよく通る屋外を選んでください。屋内で作業してはいけません。小さなライターとはいえ、せまい部屋だとガスが充満する可能性があります。こんなところに火花が飛んだとしたら、大きな爆発につながる可能性があります。
ガムテープなどの粘着テープを用意してください。点火動作をしてガスが出るレバーを押したら、その状態でテープを使って固定します。火が点いた場合は消して、ガスだけが出ているか確認してください。
レバーをテープで固定した状態で半日程度放置します。
放置後、テープをはがし、再度点火動作をして火が点かないことを確認してください。
オイルライターの燃料の抜き方
オイルライターは内部の綿に燃料を染みこませる仕組みになっています。オイルライターから燃料を抜くのはかんたんです。オイルライターの燃料は揮発しやすく、長期間使わないだけでも揮発してしまいます。風通しのよい屋外に、綿をさらした状態で置いておけば、そのうちに燃料は揮発します。
鳥取市で大量のライターを処分する方法
燃料が入っていないライターは、先ほども紹介したとおり、鳥取市では「有害ごみ」として処分できます。少量のライターであれば、この方法で処分することをおすすめします。
ただ、さすがに大量のライターを有害ごみとして処分するのは困難です。鳥取市はとくに数量を制限しているわけではありませんが、地域の人と共有するステーションに大量のライターを出すことは望ましいことではありません。
こういうときに便利なのが不用品回収業者です。
不用品回収業者にライターの収集を依頼
ある程度まとまった数量のライターを処分する場合は、不用品回収業者に収集を依頼するのがおすすめです。お金はかかってしまいますが、地域の人たちに迷惑をかけることなく、安全に処分することができます。
ただ、多くの不用品回収業者は燃料の入っていないライターしか収集しないため、ガス抜き作業をご自身でやる必要があります。
不用品回収業者を利用するメリット
不用品回収業者を利用すると、以下のようなことが可能です。
・ライターといっしょに不要な家財を処分できる
・速やかに処分できる
不用品回収業者を利用する場合は、鳥取市のごみ収集サービスとは違い分別する必要がありません。そのため、家にある不用品をライターといっしょに処分できます。
速やかに処分できることも不用品回収業者を利用するメリットのひとつ。電話で連絡をしたその日のうちにライターを処分できます。
燃料を抜かずにライターを処分する方法がある
ここまでにご紹介したように、ライターを処分する場合は燃料を抜く必要があります。これは市のサービスを利用して捨てる場合でも、不用品回収業者を利用する場合でも変わりません。
しかし、実は燃料を抜かずにライターを処分する方法もあります。
鳥取えびすサポートに電話をしていただければ、燃料が入ったままのライターを処分することが可能です。
使い捨てライターの燃料を抜く作業は、放置しておいてもよいとはいえ時間がかかります。数が増えれば作業の負担も増えます。時間とお金のバランスを考えて、とにかく貴重な時間をむだにしたくないのであれば、鳥取えびすサポートにご連絡ください。レバーがこわれるなどして燃料が抜けないライターなども回収可能です。
売れるライターは売って処分
世の中にはご存じのように高級なライターが存在します。「ブランド品」や「コレクターズアイテム」の類いです。もし、処分しようとしているライターがこれらに該当するようなら、まずは売却できないか検討しましょう。
ブランド品なら「カルティエ」や「デュポン」、コレクターズアイテムならコラボアイテムが豊富な「Zippo」は、状態がよければ売却できる可能性が高いライターです。
個人売買では売りにくいライター
ただ、ライターは個人売買では売ることが困難です。火を点けるという製品的特徴のため、送付方法が限定されてしまうからです。新品であれば送れても、一度でも使われた製品は、航空便にのせられません。したがって、オークションやフリマアプリには出品しにくいのです。
買取店がおすすめ
ブランド品やコレクターズアイテムのライターを売却するのであれば、やはりこれらに強い買取店に査定を依頼するのがおすすめです。買取店なら出張査定をしてくれるところが多いですから、送る手間も省けます。
ライターはため込まずに処分
禁煙や加熱式たばこへの移行を機にライターが必要なくなった方は、もしかしたらけっこうな数の不要なライターがあるかもしれませんね。
こうしたライターは、「いつか使うだろう」などとは考えずに処分してしまいましょう。
喫煙者、ラウンジなどの喫煙可能なお店のオーナーなどであれば、使い捨てライターはいくらあっても困らないかもしれません。こうした人が近くにいるようなら譲渡してしまいましょう。
小さな子どもがいる家にたくさんのライターを置いておくことは、とくに危険です。いつのものだかわからないような古いライターも含まれているようなら、速やかに処分することをおすすめします。
まとめ
鳥取市でライターを処分する方法をご紹介しました。鳥取市はライターを「有害ごみ」の分別区分に指定して、小型破砕ごみを収集するごみステーションから月1回収集しています。燃料を抜いてからステーションにある容器に入れてください。
大量のライターを処分する必要がある場合は、鳥取えびすサポートの利用を検討してください。燃料の抜かれていないライターでも回収することが可能です。