使用済みのダンボールは、そのほとんどがリサイクルされている、持続可能な社会づくりに欠かせない優等生のような存在です。自治体の収集以外にも受入先が多く、鳥取市でも比較的処分しやすいものだと言えるでしょう。
この記事では鳥取市でダンボールを処分する方法を紹介しています。市民の皆様の参考になれば幸いです。すぐに処分されたい方はこちら鳥取での不用品回収
鳥取市はダンボールを「古紙類」として収集
鳥取市はダンボールを「古紙類」の分別区分に指定して収集しています。古紙類にはそのほかに古新聞や書籍、雑誌などが含まれていますが、ダンボールはたたんだ状態で、ダンボールだけでしばり(できるだけ紙ひもを使用)、ごみステーションに出してください。汚れや臭いが付いてしまっているダンボールは古紙類ではなく「可燃ごみ」として処分します。古紙類は月に1回の収集です。
地域の資源回収でダンボールを処分することも可能
鳥取市は再資源化等推進事業をおこなっています。これは町内会、子ども会、婦人会、老人クラブ、PTAなどが行う再資源化事業を奨励するためのもので、市は資源の回収量に応じた奨励金を交付しています。
ダンボールなどの古紙類もこの再資源化推進事業の対象になっているので、お住まいの地域の団体が再資源化事業をおこなっているようであれば、これを利用してダンボールを処分することが可能です。
鳥取市で利用可能なダンボールを処分するそのほかの方法
鳥取市では古紙類の回収や再資源化事業以外の方法でダンボールを処分することも可能です。
不用品回収業者を利用してダンボールを処分
一般家庭を対象に片付け関連のサービスを幅広く提供している不用品回収業者を利用してダンボールを処分することも可能です。不用品回収業者の利用が向くのは次のようなケースです。
ダンボールのほかにも処分したい物がたくさんある
大規模な片付け作業のあとでダンボールのほかにも処分したい物がたくさんある場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。不用品回収業者は不用品をとくに制限なく回収できるので、家電製品でも家具でも、ダンボールといっしょに回収できます。
まとまった数量のごみや不用品を分別して処分するのは大変です。ダンボールを含めたくさんの不用品がある場合は不用品回収業者の利用を検討しましょう。
家でダンボールを引き取ってほしい
鳥取市でダンボールを処分する方法はいくつかあるものの、不用品回収業者以外の選択肢は、すべてユーザーがダンボールを運ばなければなりません。ダンボールを運ぶ手段がない方は不用品回収業者の利用を検討しましょう。
ダンボールを速やかに処分したい
実家の整理など、時間が限られているなかで作業をして不用品を処分するような状況では、不用品回収業者の利用がおすすめです。
不用品回収業者は最速で即日の対応が可能なので、すぐにダンボールを処分できます。
収集日時を指定することももちろん可能です。
古紙回収業者にダンボールを持ち込む
古紙回収業者は通常、一般家庭に出向いてダンボールを収集することはありません。ただし、ダンボールの持ち込みを受け入れている古紙回収業者はあります。
回収用の大きなコンテナを用意してダンボールを受け入れている業者もあります。また、鳥取市内のスーパーやドラッグストアに出張してダンボールを含む古紙類を回収している業者もあります。近くにあるようなら利用してみてもいいでしょう。
ダンボールはほぼ100%リサイクルされています
書き出しで紹介したように、使用済みのダンボールのほとんどはリサイクルされています。ほぼ100%と言ってもいいほどだそうです。
ダンボールが生まれたのは19世紀のことです。イギリスで帽子の汗取りとして使われたのが最初のようですが、その後、アメリカで梱包材として使われるようになり、日本に入ってきたのは100年以上前の戦前のことだそうです。
それ以降、ダンボールは日本の物流を支えてきました。
使用済みのダンボールは、回収されたあとプレスなどのプロセスを経てダンボールの原料に加工されます。すなわち、使用済みのダンボールは、またダンボールに生まれ変わるのです。資源の枯渇が心配されるなかではありますが、ダンボールはとても優秀なリサイクル可能な資源なのです。
まとめ
鳥取市でダンボールを処分する方法をご紹介しました。ダンボールは再資源化が容易で、回収されたもののほぼ100%がリサイクルされている優秀な資源です。市民の皆様もこの記事で紹介した方法で確実にダンボールをリサイクルに回しましょう。
鳥取えびすサポートは、鳥取市を中心に県内広域でサービスを提供している不用品回収業者です。ダンボールを含む不用品の処分をお考えの方は、ぜひご連絡ください。