鳥取市でスプレー缶を処分する方法・中身を抜かずに捨てる方法も紹介

スプレー缶やカセットコンロのガスボンベをためこんでいる人はいませんか？こういう缶類は、少ないうちならかんたんに処分できるのですが、大量にあるととてもやっかいな代物です。

この記事では、鳥取市でスプレー缶を処分する方法を紹介しています。中身を抜かずに捨てる方法も紹介しているので、ぜひ読んでみてください。

鳥取市はスプレー缶を「有害ごみ」の分別区分に指定

鳥取市は、スプレー缶を「有害ごみ」の分別区分に指定して収集しています。有害ごみの分別区分は令和6年4月に新設されたもので、それまでスプレー缶は「小型破砕ごみ」に分類されていました。現在は処分方法が変わっているので注意が必要です。

鳥取市におけるスプレー缶の処分方法

鳥取市は有害ごみを月1回、小型破砕ごみを収集しているごみステーションから収集しています。中身を使い切ったうえで、ごみ袋には入れずにステーションに設置されている容器に直接入れてください。

鳥取市は、令和6年3月までスプレー缶に穴を開けて処分するよう市民に求めていましたが、現在は穴を開けずに出すよう求めています。

ごみ処理場に持ち込んで処分することも可能

中身を完全に使い切ったスプレー缶は、ごみ処理場にご自身で持ち込んで処分することも可能です。スプレー缶に付属しているフタなどプラスチックは取り外してください。

・スプレー缶を受け入れているごみ処理場

鳥取県東部環境クリーンセンター

住所：鳥取市伏野2220　電話：0857-59-1802

鳥取県東部環境クリーンセンターは、平日の8時30分から12時と13時から16時、第2・第4土曜日の8時30分から11時30分にオープンしています。

10kgごとに390円の処理手数料を負担する必要があります。

不用品回収業者もスプレー缶を収集可能

家庭の不用品を回収することが可能な不用品回収業者もスプレー缶を収集しています。スプレー缶が大量にある場合や処分したい家財がほかにもある場合の利用がおすすめです。ただし、不用品回収業者を利用する場合でも、基本的には中身を抜く必要があります。

不用品回収業者を利用する場合はお金がかかりますが、分別の必要がないためどんなごみや不用品でも処分できることは、多くの市民の皆様にとってメリットになるのではないでしょうか。

スプレー缶の中身を使い切る方法

スプレー缶は、その中身を確実に抜いてからでないとごみとして処分することができません。書き出しで紹介したように、ためこまずにコツコツと捨てられれば苦労することはないのですが、大量に処分するとなると、すべてのスプレー缶からガスを抜かなければならない（最低限、チェックしなければならない）ため、大変な労力が必要です。

そこでここからは、できるだけ効率よくスプレー缶の中身を使い切る方法を紹介することにしました。

1. 作業場所を決める

スプレー缶の中身は可燃性なので、事故を防ぐために屋外の風通しのよい場所を選んで作業します。屋内で中身を抜く作業をすると可燃性のガスが充満し、爆発などの事故につながるおそれがあるので、作業場所選びには注意を払ってください。

2. 中身を抜く

安全な作業場所を確保したら、スプレー缶の中身を抜く作業にとりかかります。

殺虫剤や塗料など、空中に噴射することができないスプレー缶については、古新聞やぼろ布などを用意して、それらに吹き付けて使い切ります。

少量の芳香剤程度であれば、空中に噴射して使い切っても問題ありません。

カセットコンロ用のカセットボンベは、コンロにセットして使い切るのが理想的ですが、必ずしもカセットコンロがあるとは限りませんし、古いボンベだとそれを使うこと自体が危険です。このようなカセットボンベは、地面にノズル先端を押し当ててガスを抜きましょう。

いずれにしてもスプレー缶の中身を抜く作業は面倒です。しかし、楽にスプレー缶を処分する方法が実はあります。